harunonichijoの日記

アラサー薬剤師の日常雑記

マッチングアプリで6ヶ月付き合った男に急にブロックされた話

 本当に急だった。
 いや、それ以前にもおかしいなと思うところはあったけど、見ないようにしていたんだと思う。
 アラサーになり、出会いを求めてマッチングアプリを始めた。
 マッチングアプリで知り合ったその男性は自称都庁の公務員でオリンピックの担当をしているとのことだった。去年の1月頃からマッチングアプリでやり取りを始めて、一ヶ月たったごろに会う約束をして、3回目に会ったときに告白されて付き合うことになった。3回会ったらなんとなく告白されるだろうなとおもっており、まだ恋愛感情はなかったものの嫌な感じは全くない人だったので、「よろしくおねがいします。」と伝えた。その帰りに手を握ってくれて、私の手が冷たかったのに驚いて「つめた!」と言って笑い合った。そこから少しだけドキドキするようになった。
 4回目のデートは食事と亀戸天神というちょっと渋いチョイスだったけど、真面目そうで好感が持てた。あんまりがつがつしてなさそうで、恋愛経験の少ない私からしたら、ちょうど良さそうだと思った。
 5回目のデートで、ご飯を食べた帰り道、ホテルに誘われた。散歩するようにぶらぶら歩いてるだけかと思っていたので意外だった。もっと奥手な人かと思っていたので驚いた。ヤリモクの可能性も頭にちらついたが、付き合って一ヶ月ほど経っていたので、了承した。
 そこから連絡が2日に一回になった。もともと連絡がLINEは苦手なのかなと思った。会うペースがだんだん減っていったが、昇進試験があるからという話を信じた。このときはもうすでに相手のことが好きだったと思う。
 7月に入り、オリンピックが始まるからしばらく会えないと言われた。でもラインは3日に一回は向こうから送ってくれていたので、何十年に一度の祭典を日本でやるわけだし、本当に忙しいんだなと思っていた。週一での電話もなくなった。
 9月に入り、向こうから今週末会えない?と連絡がきた。私はすでに予定を入れていたので、次の週に会うことにした。私の家でゆっくり過ごした。家を出る際に「またね」と言って別れた。
LINEの返信頻度が一週間に一回になった。
 さすがにおかしいと思い、オリンピックおわったけどまだ忙しいの?と聞いてみた。相手はまだ残務があって忙しい、と言っていた。
 10月に入って「来週会える?」と聞いてみた。「再来週なら会える」と言われ、会えるのを楽しみにしていた。でも、合う前日に「風邪を引いて会えないから、電話にしよう」とラインが入った。私はショックだったけど、電話をすることにした。
 次の日、電話をすると実際に風邪を引いているようで鼻声だった。大丈夫?と心配した。相手は大丈夫、と答えた。でも、いつもなら続くはずの会話が、続かなかった。すぐに黙り込んでしまって、でも、最後は「またね」といって電話を切った。
 そのあと一週間LINEが来なかったので、心配になって「大丈夫?」と送った。
 2週間既読がつかなかった。心が、不安と悲しみで押しつぶされそうだった。なんで?とかどこがだめだったの?とか聞きたかったが、怖くてLINE を送れなかった。怒りもあった。別れたいなら別れたいって言えばいいのに。不安で怖くて、見てもどうにもならないとわかっているけど、占い動画をたくさん見て一喜一憂した。
 そしてLINEがブロックされているかもと思い、スタンプを送ってみたら案の定送れなかった。悲しみと怒りで胸が張り裂けそうだった。6ヶ月付き合ったのにこんな終わり方なんて、と思った。
 でも、考えてみたら、別れを切り出すのにも体力を使うし、罵倒されるかもしれないし、泣かれるかもしれないしと考えると、せめて別れようといってほしいというのも自分のエゴなのかもしれないなと思う。もっと相手の反応を見て、自分から別れを切り出せばよかったのかな、とも考えた。いずれにせよ、ブロックされていたらもう相手と連絡を取り合う手段もないし、吹っ切るしかない。なかなかできないけど笑
 でも、私は次に付き合う人ともし喧嘩や嫌なことがあったりしたらちゃんと相手と話し合いたいと思った。別れるとしてもちゃんと相手に伝えようと思う。
 今は次の恋に進めるように友達と計画中です。